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あれよあれよという間に・・・伴奏しているコーラスのリサイタルがちょうど1週間後になりました。

実はここにきてコーラスの皆さんに問題発声。

アンコールの暗譜がどうも怪しい・・・002.gif

ソロとは違うので歌えている方と歌えていない方がどうしてもでてしまいます。

でも・・・その辺はかなり個人の気持ちの差というか・・・。

そこでこれが外国の場合だとこんなものかな~と思い出しました。

オリンピックなどでもそうですが、外国の方々は”大丈夫、本番までには何とかなるさ”・・・と結構余裕の発言。

日本人の感覚からですと”で、その根拠は何?”と思わず聞きたくなりますが(笑)、もし日本人が”本番2週間前でなんで歌えてないの!”という状態になったらきっとナーバスになりますよね。

結局コーラスの皆さんの中でも個々に気持ちの温度差があるので、本番は楽譜を持って歌うと決めることになりました。

暗譜で歌っているということよりも、やはりパワーのある歌声を聴きたいですよね。


さて、ピアニストとしてはコーラスのこともとっても心配なのですが、自分の演奏(仕事)をまずはちきちんとしたいと思うので今日から(笑)また真面目に準備をしたいと思います006.gif

今日はまず当日使う楽譜のコピーです。

実は初演の楽譜の元譜の音符は普通のものよりちょっと小さく、とっさに見た時や今までの経験で本番のライトの加減で見えないことも考えられます。

コーラスの伴奏ですとピアノはステージに向かって左側に寄っている場合もあり、
弾く時になってライトが少し暗くて”ん~~~!!!”(この音で良かったかしら?)
と楽譜に顔を近付けて弾く箇所もあったり・・002.gif

面倒なことは前倒しでこなしてしまうように・・・頑張ります。
# by hibikore-koujyo | 2009-11-02 09:45
私はピアノを教えるだけではなく、歌の方の音取りや発声も指導させてもらっています。

私自身は小さい頃からやっているので
ドレミで音程を取ることや、音符の長さなどもう当然の事のように歌えますが、
こういう基礎の部分をアマチュアの方に教えるのは実はなかな~か大変034.gif

でもなかなか出来ないからといって”素質がないね”・・・と片付ける音楽家にはなりたくないんです。
(音大だとこんなこと当たり前に言われます031.gif

上手く音程が取れない、音程が下がってくる・・・年齢が高くなれば誰でも出てくる問題です。

上手くなければ歌う資格がない・・・そんなことはありません。

歌うことが大好きだったら・・・練習する粘り強さを忘れない勇気を持ち続けて欲しいと思います。

上手く歌うより、どう歌いたいのか・・・もちろん技術は大切ですが、
何かを伝えたい、伝える音楽でなければ魅力はないんじゃないかな・・・と思うこの頃です。

教えている側としては、少しでも上手になってご自分で喜んで欲しい・・・それだけです006.gif
# by hibikore-koujyo | 2009-10-22 20:20
17日(土)は伴奏の仕事がありました。

2団体の女声コーラスの専属ピアニストなので、
年に数回はいつも恒例になっている本番があります。

今日はYコーラスさんと一緒でした。

11月9日(月)にリサイタルを予定しており、
今回は今まで一度もステージにのせていない曲を4曲演奏しました。

伴奏の難しいところはソロと違い、
自分だけが頑張っても決して良いステージにはならない・・・ということです。

もちろん伴奏者としてその曲をコーラス以上に熟知しておくことは当然ですが、
歌が好きで趣味で始られたコーラスを伴奏するときは、
歌とのテンポ感や音量、ブレスの長さなど・・・etcを良く聴き、ほとんどの場合ピアノが合わせます。

しかし・・・本番で何が起きるか・・・本当に油断できません042.gif

昨日は特に何事もなく、むしろリハより声の伸びもよく良かったと思います。
これもリサイタルに向けて練習を集中的に皆さんで重ねたからですね。

ピアノはアカペラと違い音が下がることはありません(調律の状態によりますからね・笑)。
なので歌の方には申し訳ないのですが音程が違うとても気になります。
体がよじれてくる・・・といいますか。

今回、1曲だけアカペラの曲があり、
ピアノは弾かずに聴いて待っていたのですが・・・・おしい034.gif
どうしても音が下がってくるので思わず一緒に歌いたくなりましたが(笑)、
そんなことできるわけがありません

おしいな~・・・と、ピアニストはコーラスを見守っているのです037.gif

リサイタル前に小さな本番があり本当に良かったです。
この感覚をYコーラスの皆さんにもつかんでいただき、
11月のリサイタルは頑張りたいと思います。

音楽ってやっぱりいいな~。
# by hibikore-koujyo | 2009-10-18 15:34
ピアノの練習に限ったことではありませんが、
自分の気持ちとの付き合い方ってなかなか難しい002.gif

本番が近いので練習したほうが良いのはわかっているのですが・・・
時間があるのにピアノに触らない・・ということが続く・・・。

そういう場合は、大体弾けているな~と思っている時です。

しかし、これはあまり良いことじゃない・・とわかっている自分もいる。

試験前につい大掃除を始めるという話を聞きますよね。

どこか現実から逃避してしまうのか、はたまた気分転換???

それなりに、いつも最後にはなんとか乗り切ってきましたが、
今回はちょっと前向きにやらなければいけない事を前倒しすることにしました。

これだけでも気分が楽ですね、おすすめです。

今回はまずなんといっても楽譜のコピーとそののり付けです。

今日はこの段階までこなしたので結構気分がよく、
そのまま夕方と夜にプチ練習できました。

やればできるじゃないか!私!

さて、これをうだうだと明日まで延ばしていたら・・・

美味しいランチも楽しさ半減、
その後のレッスンもそこそこにコピーに行かねばならなかったはず。

今日はもう進めておいた方が良い事はやってしまったので明日が楽ですね、
また練習を少しするだけですから。

いつも焦る原因は、一度にやろうと頭で考え過ぎることなんじゃないかと思います。

結局スタートも遅くなるし、
遅いスタートながらそこそこの結果が出てしまう・・・。

じゃあ、もう少し早く手をつけていればさらに良い結果を期待できるかも??

それは決して上手く弾くとかではなく、
自分の納得のいく仕事ができるか・・・ということです。

昔はピアノの練習を一日サボると取り戻すのに三日かかる・・と
言われていましたが、
気分が乗らないときは全く弾かないこともあります。

でも昨年からソロの本番が増え、
また弾くことが楽しくなってくるとピアノを触る時間も増えてきました。

集中した30分を一日に何回かもてる様に努めることが、
今の私には効果的なようです。

特にピアノに向かう気持ちとして、
決められた時間内で工夫して練習した方が
私には効率が良いように感じられます。

気分が乗ってきてもし練習する時間がまだあるようでしたら、
ずっと弾き続けていれば良いのですから。

とにかく一歩でも前進できれば良しである。

欲張らないこと・・・望みすぎないこと・・・
目標のために今の一歩をこなす勇気を持つこと。
# by hibikore-koujyo | 2009-10-15 00:56
気になるのはScarlattiだけではなく・・・11月にあるコーラスの伴奏です。

特にコーラスが作曲家の先生に委嘱した作品は、

中途半端な演奏はできない!

しかも、当日は聴きに来て下さることが決まっており、

そうなるといつも以上に緊張は倍増だわね~042.gif

でもですね、

私の中ではその先生が来て下さるから・・・というような気持ちはありません。

聴きに来てくださったお客様お一人お一人の心の中に何か残るような演奏をしたい・・・それだけです。

それにはまず曲に対して自分が納得するものを考え、

それを表現できるだけの演奏力をつけていなければ、

本番でいつも以上の何かが生まれることはない。

しかも今回はソロではなくコーラスとの共演ですから、

私一人の想いが先走っていもいけないわけで。

弾きながらコントロール(前に出たり、後ろに引いたり)できる余裕を持ちたいので、

気ばかり焦るだけでなく、とにかくピアノを弾いていこうと思います。

きっとこの作品は私達のリサイタルの後出版され、多くの女声合唱団で歌われるに違いないと思います。

そのくらい素晴らしい曲です!

・・・だからやっぱり頑張るしかないのだ~!

今日は夜ちょっと弾いてみました。

大体弾けている気がするのですが、まだまだ本番で揺らがないほどではないと思っています。

ここからが勝負です!

認耐ですね~042.gif
# by hibikore-koujyo | 2009-10-13 23:11